子どもに新しい服を選ぶとき、
ふと、こんな気持ちがよぎることはないでしょうか。
「これって、私の自己満なのかな」
まだ小さなわが子は、
流行もブランドも知らないかもしれません。
何を着ているかより、目の前の遊びに夢中かもしれません。
だからこそ、
おしゃれを楽しむことに、
少しだけ迷いが生まれることもあるのかもしれませんね。
けれど、その迷い自体が、
きっと愛情のかたちなのだと思います。
あの日の空気まで残してくれるもの
ある日、何気なく写真フォルダを見返したときに、
その日の空気まで思い出すことはありませんか。
少し大きめだったトップス。
ワンちゃんと同じ色味でそろえた日。
夕方のやわらかい光のなかで笑っていた姿。
「何を着ていたか」は、
その日の記憶と一緒に残っていることが多いように感じます。
服は、ただの布のはずなのに、
時間の輪郭をやさしく包んでくれる存在なのかもしれません。
気づけば、あっという間だったと思う時間
子どもが小さい時期。
ワンちゃんが元気いっぱいに走り回る時間。
そのどちらも、
振り返ったときに「思ったより短かった」と感じる方が多いようです。
今日の散歩も、
今日の抱っこも、
同じ形で戻ることはない時間。
そう考えると、
服を選ぶという行為は、
単なる消費とは少し違って見えてきます。
それは、
「この瞬間を大切にしている」という、
小さなサインなのかもしれません。
それは、きっと誰か一人のためではなくて
ママのためでもいい。
子どものためでもいい。
家族のためでもいい。
どれか一つである必要は、きっとありません。
未来の自分が写真を見返したときに、
「あの頃、ちゃんと向き合っていたな」と
やさしく思い出せるとしたら。
そのために今日の服を選ぶことも、
ひとつの愛情のかたちなのかもしれませんね。
今日の一日が、未来の宝物になるかもしれない
子どもとワンちゃんが並んで歩く姿。
同じトーンの服で笑い合う時間。
特別な日でなくても、
何気ない一日でも。
ほんの少しだけ意識して選んだ服が、
未来の記憶をあたたかくしてくれることもあるのかもしれません。
服を買うという行為は、
物を増やすことではなく、
時間にそっと輪郭を与えることなのかもしれませんね。
