ある日、たまたま子どもとワンちゃんの色味が似ていた日がありました。
意図していたわけではなく、
朝バタバタと選んだ服と、いつものハーネスが
たまたま同じようなベージュだっただけ。
でも、散歩に出て並んで歩いている姿を見たとき、
「あれ、なんか今日いいな」と思ったのです。
特別な服を着たわけでもない。
写真を撮ろうとしたわけでもない。
なのに、いつもの散歩がほんの少し違って見えた。
あの感覚は、なんだったのだろう。
色がそろうと、「ひとつの家族」に見える
不思議なもので、
色のトーンがそろっているだけで、
バラバラだった風景にまとまりが生まれます。
子どもとワンちゃんが並んだとき、
それぞれ別のアイテムを身につけているのに、
なんとなく「一緒にいる感」が増す。
他人から見たら小さな違いかもしれません。
でも、当事者にとっては、
その「まとまり」が意外と大きかったりします。
「うちの家族、今日ちょっといい感じだな。」
そう思えるだけで、
散歩のテンションが少し上がるのです。
写真を撮りたくなる日は、決まっている
スマホのカメラロールを見返すと、
写真が多い日と少ない日があります。
その差はどこにあるのか考えてみると、
「今日なんかいいな」と思えた日に
写真が増えていることに気づきます。
天気がいい日。
子どもの機嫌がいい日。
ワンちゃんがご機嫌な日。
そこに、「なんとなく色がそろっている日」が加わると、
カメラを向ける回数がもう一段増える。
おそろいは、
写真を撮る「理由」をつくってくれるのかもしれません。
ワンちゃんの表情まで、違って見える
これは気のせいかもしれません。
でも、子どもと色がそろっている日のワンちゃんは、
なんだか少しだけ誇らしげに見えることがあります。
もちろん、ワンちゃんが色を認識しているわけではありません。
でも、ママの気分が上がっていることは
伝わっているのかもしれません。
家族の空気は、案外伝染します。
誰かひとりの気分が少しだけ上がると、
それが子どもにも、ワンちゃんにも、
なんとなく広がっていく。
おそろいは、その小さなきっかけになることがあります。
「頑張っておしゃれした」のとは、少し違う
おそろいで気分が上がるのは、
「頑張っておしゃれをした」達成感とは違います。
どちらかというと、
「なんとなく整っている安心感」に近い。
完璧にコーディネートしなくても、
色のトーンがそろっているだけで
「今日はちゃんとしてるな」と感じられる。
忙しい朝でも、
ひとつだけ意識するとしたら「色をそろえること」。
それだけで、一日のスタートが少し気持ちいい。
子育て中のおしゃれって、
そのくらいの温度感がちょうどいいのかもしれません。
周りの人の反応も、少しだけ変わる
おそろいで散歩していると、
すれ違う人が微笑んでくれることがあります。
「かわいいね」と声をかけてもらえることもある。
それは子どもやワンちゃんに向けた言葉かもしれないし、
おそろいの雰囲気に対してかもしれない。
どちらにしても、
ちょっとだけ誇らしい気持ちになります。
その「ちょっと誇らしい」が、
次の日もおそろいにしてみようかな、という気持ちにつながる。
おそろいの習慣は、
こういう小さな積み重ねで自然に続いていくものなのかもしれません。
同じ色を身につけるだけのことなのに
冷静に考えれば、
色をそろえただけのことです。
でも、それだけで散歩が楽しくなる。
写真を撮りたくなる。
家族の空気がほんの少し変わる。
もし明日の朝、ほんの少しだけ余裕があったら。
子どもとワンちゃんの色を、
なんとなくそろえてみるのはどうでしょう。
その日の散歩が、いつもとどう違って感じるか。
試してみる価値は、あるかもしれません。
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