子どもとワンちゃんの写真、上手に撮るより大切なこと。

子どもとワンちゃんの写真、上手に撮るより大切なこと。

子どもとワンちゃんの写真、上手に撮るより大切なこと。 details

「もうちょっとこっち向いて」
「ワンちゃん動かないで」
「あ、目つぶっちゃった」

子どもとワンちゃんの写真を撮ろうとして、
思い通りにいかなかった経験、ありませんか。

ふたりともじっとしてくれない。
カメラを構えた瞬間に動き出す。
やっと撮れたと思ったら、ピンボケ。

でも、あとからスマホの写真フォルダを見返したとき、
いちばん好きだなと思える一枚は、
意外とそういう「失敗したかも」と思った写真だったりします。

上手に撮れた写真も、そうでない写真も

構図が整っていて、ふたりがカメラ目線で、
光もきれいに入っている。

そういう写真が撮れたら、もちろんうれしい。
大切に残したい一枚です。

でも不思議なことに、5年後、10年後に見返したとき、
思いがけず胸があたたかくなるのは、
別の一枚だったりすることもあります。

ワンちゃんが横を向いている一枚。
子どもが走り出そうとしている瞬間。
ふたりの距離がちょっとだけ近い、何気ないワンカット。

その日の空気や、光や、匂いまで思い出せるような写真。
それが「いい写真」なのかもしれません。

撮ろうとしすぎない、という選択

子どもとワンちゃんの写真で大切なのは、
実は「撮ろうとしすぎない」ことかもしれません。

ポーズを決めて、場所を選んで、
「はい、こっち向いて」と声をかける。

もちろん、それでいい写真が撮れることもあります。
でも、子どもとワンちゃんがいちばん自然な表情をしているのは、
カメラを意識していないときです。

散歩の途中、ふたりが並んで歩いている後ろ姿。
公園で同じ方向を見ている横顔。
家の中で、気づいたらくっついて寝ている姿。

そういう瞬間を、そっと記録するだけで十分です。

スマホで十分。大切なのは「いつ撮るか」

いいカメラがなくても、まったく問題ありません。
スマホのカメラで十分すぎるくらいです。

大切なのは機材ではなく、タイミング。

朝の光が入る時間帯は、やわらかい写真が撮れます。
夕方の散歩は、光に奥行きが出て、
なんでもない道が少しだけドラマチックに映ります。

逆に、昼間の直射日光は影が強くなりやすい。
曇りの日は、実は写真向きだったりします。
光が均一でやさしいので、表情がきれいに残ります。

ちょっとだけ意識すると変わること

テクニックの話は最小限にしますが、
これだけ知っておくと写真の雰囲気が変わります。

まず、目線を下げること。
大人の目線から撮ると、見下ろした写真になります。
子どもとワンちゃんの高さまでしゃがんで撮ると、
ふたりの世界が見えてきます。

次に、少し引いて撮ること。
アップもかわいいですが、
周りの風景が入った写真のほうが、
あとから「あの場所だ」と思い出せます。

そして、後ろ姿を怖がらないこと。
顔が写っていなくても、後ろ姿には空気感が詰まっています。
並んで歩く小さな背中ふたつ。
それだけで、十分に「いい写真」になります。

おそろいの服は、写真を「まとめて」くれる

写真を見返したときに「なんかいいな」と思える一枚には、
共通点があります。

色のトーンが自然にそろっていること。

背景がごちゃごちゃしていても、
子どもとワンちゃんの色味がつながっていると、
視線がふたりに集まります。

リンクコーデは、写真のために着るものではありません。
でも、結果的に写真をあたたかくまとめてくれる効果があります。

色をそろえる、柄をそろえる。
それだけで、何気ない一枚の完成度が少し上がります。

撮れなかった日も、大切な一日

毎日写真を撮る必要はありません。

忙しくてスマホを出す余裕がない日もある。
子どもがぐずって、それどころじゃない日もある。

それでいいのだと思います。

写真は、日常のすべてを記録するためのものではなく、
ときどき、ふと手を伸ばして残すもの。

撮れた日はうれしい。
撮れなかった日は、目で見て覚えておく。

どちらの日も、同じくらい大切な家族の時間です。

何年か先にスマホのフォルダを開いたとき、
「あの頃、こんなふうに並んで歩いていたんだな」と
やさしく思い出せる一枚があれば。

それだけで、十分なのかもしれませんね。

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