ワンちゃんと赤ちゃん、同じ屋根の下で暮らすということ。

ワンちゃんと赤ちゃん、同じ屋根の下で暮らすということ。

ワンちゃんと赤ちゃん、同じ屋根の下で暮らすということ。 details

赤ちゃんが生まれて、いよいよ退院の日。

家のドアを開けたとき、
ワンちゃんがいつもよりちょっと控えめに
こちらを見ていたのを覚えています。

腕の中にいる小さな存在に、
鼻を近づけようとして、やめて、
また少しだけ近づいて。

「この子たち、これから一緒に暮らしていくんだな。」

うれしさと、ほんの少しの不安が
混ざったような気持ちだったかもしれません。

「大丈夫かな」は、みんな思っている

赤ちゃんを迎えるとき、
ワンちゃんと暮らしている家庭なら
一度は考えたことがあるかもしれません。

衛生面は大丈夫だろうか。
アレルギーが出たりしないだろうか。
ワンちゃんがストレスを感じないだろうか。

その不安は、とても自然なことだと思います。
どちらも大切な家族だからこそ、慎重になるのは当然です。

まず知っておきたいこと

赤ちゃんとワンちゃんは、
基本的に同じ家で暮らすことができると言われています。

ただし、大切なのは
「一緒に暮らすこと」と「自由に触れ合わせること」は
別だと考えることです。

とくに新生児期は、
赤ちゃんの免疫機能がまだ未熟な時期。
直接的な接触は控えめにしつつ、
同じ空間にいることに少しずつ慣れていく。

その距離感を、月齢に合わせて調整していくことが
いちばん現実的な方法です。

衛生面で意識しておきたいこと

特別な対策を重ねるというよりも、
日常の衛生習慣を丁寧に続けることが基本になります。

ワンちゃんのブラッシングをこまめに行い、
抜け毛が室内に舞いにくい状態をつくること。

散歩後は足を洗い、
シャンプーも定期的に。

赤ちゃんに触れる前の手洗い。
ワンちゃんの唾液が赤ちゃんの口や傷口に
触れないように気をつけること。

どれも、特別なことではありません。
日々の習慣の延長にあることばかりです。

空間のつくり方

赤ちゃんとワンちゃんが同じ部屋で過ごすとき、
大人がそばにいることが前提になります。

赤ちゃんにはベビーベッドを用意して、
ワンちゃんが直接触れられない高さを確保する。

ワンちゃんにも、自分だけの安心できる場所を残しておく。

お互いの「パーソナルスペース」を守りながら、
同じ空気の中にいる。

そのくらいの距離感が、最初はちょうどいいのかもしれません。

ワンちゃん側の気持ちも、忘れずに

赤ちゃんが来ることで、
いちばん生活が変わるのは、
実はワンちゃんかもしれません。

今まで自分に向いていた視線が、
急に別の存在に注がれるようになる。

散歩の時間が変わったり、
遊んでもらえる時間が減ったり。

ワンちゃんがストレスを感じて
元気がなくなってしまうこともあると言われています。

だからこそ、赤ちゃんを迎えたあとも、
ワンちゃんとの時間を意識的につくること。

短い時間でもいいので、
「あなたも大切な家族だよ」と伝わる関わりを
続けていくことが大事なのだと思います。

少しずつ、距離が縮まっていく

最初は離れていたふたりの距離が、
少しずつ変わっていく瞬間があります。

ワンちゃんが赤ちゃんのそばで静かに座るようになったり。
赤ちゃんがワンちゃんの方に手を伸ばすようになったり。

そのペースは、家庭によってさまざまです。
焦る必要はまったくありません。

いくつかの調査では、
幼少期からワンちゃんと暮らすことが、
子どもの共感性や情緒面と関連している可能性が
示されています。

また、乳児期にワンちゃんと接触していた子どもは、
アレルギー発症リスクが低い傾向があるとする
研究報告もあります。

もちろん、すべての家庭に同じ結果が
当てはまるわけではありません。
体質や環境による個人差はあります。

けれど、「一緒に暮らすこと」そのものが
子どもにとって意味を持つ可能性があるということは、
少しだけ安心材料になるかもしれません。

同じ屋根の下で暮らすということ

完璧に準備することは、たぶん無理です。

予想通りにいかないことのほうが多いし、
心配がゼロになる日は来ないかもしれません。

でも、赤ちゃんとワンちゃんが
同じ空間で過ごしている時間には、
数字では測れない何かがあるように感じます。

朝の光の中で並んでいる姿。
お昼寝の時間に、なんとなく近くにいるふたり。
夕方の散歩で、同じ風を感じている家族。

その日々のひとつひとつが、
振り返ったときにかけがえのない記憶になっているのかもしれません。

Doudou wauのアイテムはこちらからご覧いただけます。